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早川眼科

目の病気について

目の疾患

アレルギー性結膜炎

現代はストレス社会などと言われて間もないのに、今またアレルギーの時代などと言われています。アレルギー性疾患として、結膜炎、気管支ぜんそく、鼻炎、そして皮膚炎が急増しているのです。アレルギーをひき起こす原因物質(アレルゲン)には春先に多い花粉が有名ですが、実はもっと知ってほしい物質に、家の中にいるダニやほこり、また最近ブームのペットの毛などがあります。
しかも花粉とちがって、これらは一年中病気をひき起こしかねません。しかしながら原因がわかればアレルギーを克服することも可能です。
ダニやほこりが原因で起こるアレルギー性の結膜炎とはどのようなものなのでしょうか。

症状

アレルギー性結膜炎の症状は、まず目やまぶたがかゆくなります。目をこすったり、かいたりしていると次第に痛みが加わり、目がゴロゴロした感じになります。そしてそのまま放っておくと結膜が充血して、まぶたが腫れてきます。さらに悪化すると、透明な角膜の周辺が赤紫色になって、結膜にゼリー状の目やにがでてきます。このような症状になると大変です。まず、かゆい段階ですぐに眼科医を訪れてください。

なお、すでに述べたようにアレルギー性疾患は目だけにとどまりません。気管支ぜんそく、鼻炎、皮膚炎など身体のいろいろな所にいろいろな症状が出ます。鼻炎と結膜炎が一緒に症状として出ることもありますから、おかしいと思ったらすぐに医師に相談することが肝心です。

治療

アレルギー性疾患はつらい病気です。かゆくてたまらない結膜炎やくしゃみ、鼻みず、鼻づまりの鼻炎など、その苦しさは人にはいえないものがあります。

そこで症状が悪化しないようにするためには薬剤による治療が必要になります。アレルギー性結膜炎の治療には点眼薬が使われます。最近注目されているものに抗アレルギー点眼薬があり、この薬は通常症状がでる前にあらかじめ使用して、症状が出るのを防ぎます。症状が強い場合はステロイドと外薬を併用します。

点眼薬を効果的に用いるには次の3点が重要です。

  1. 症状が悪くなる前に使用し、
  2. 症状がおさまったと自分勝手に判断して中止せず、
  3. 医師の指示によく従って使うことです。

点眼薬は直接患部に作用しますので、全身的な副作用が少ないと考えられます。

予防法
ハウスダスト(ダニやカビなど)を減らすこと

ハウスダストは、ほこりとして空気中に舞い上がりやすいものですから、まずはほこりを減らさねばなりません。ダニはあらゆる所に棲息しています。じゅうたん、たたみはもちろんのこと、板張りの床にもいます。じゅうたんにはほこり1g中に平均3,000匹もいるといわれ、たたみにも同じくらいいます。したがって掃除機によって取り除くということになりますが、その目安は1平方メートルあたり100匹以下です。

通気に気をつけること

ダニの繁殖条件は5ページに述べましたように、温度は25℃ぐらい、湿度が75%前後といわれ、現代の日本の住居はそれらの条件をぴったり満たすほどダニには好環境になっています。したがって、窓をできるだけ開けて風通しをよくし、ときには換気扇を使って室内が乾燥するよう努力してください。最近では冷暖房機がずいぶん普及していますが、そのフィルターにもほこりがたまり、ダニが繁殖しています。また加湿器の水にはカビが生えやすく、好ましくありません。できれば空気清浄機がよいでしょう。

掃除のしかたを工夫すること

ダニやカビはほこりと一緒にいるわけですから、まずほこりをためないようにすることが大切です。ほこりを舞い上げるほうきはよくありません。掃除機を使って毎日時間をかけてきれいに掃除をすることです。ダニのエサになる食べ物のカスやフケ、ペットの毛などを減らさねばなりません。また、家具や棚の上なども気をつけてよくしぼったぬれぞうきんで拭くようにしてください。それに、冷暖房機のフィルターを水洗いすること、たたみの日干しを最低年2回はすること、などが大切です。

家具の手入れをまめにすること

ふとん、毛布はダニの絶好の住み家です。まめに干してください。干し終わったあとでよくはたき、ほこりをできるだけ除くことが大切です。

その他にも、花粉の多いところにいかないこと。アレルギー用のマスクなどを使用する。などがあります。

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細菌性結膜炎

結膜とは眼球の一番外側を覆っている粘膜です。またアッカンベーをして出る部分もまた結膜といいます。結膜は粘膜なのでウイルスや細菌が非常に侵入しやすく、結膜に関わる病気はすべてこれらによる炎症です。
細菌性結膜炎とは結膜に黄色ブドウ球菌が感染して目に炎症がおこるものです。

症状

初期症状としては、潜伏期間は2~3日で、発症すると目の充血、目がごろごろする、むくみ、目やになど目の炎症の症状があります。膿のような目やにが出るのが特徴です。細菌性結膜炎は人にうつることがあります

治療

抗生物質の点眼薬をきちんと使用すると数日で治ります。 うつることはまれですが、体力の落ちている方や 乳幼児がいるお家では注意しましょう。

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流行性結膜炎

はやりめは、感染性の強いウィルスによっておこる疾患です。ウィルスの種類により、流行性結膜炎、咽頭結膜熱、出血性結膜炎などと呼ばれています。感染した人の涙液などで感染します。特効薬はありません。混合感染予防の目薬と炎症を抑えるお薬で様子をみます。

症状

はやりめは、感染してから症状が出るまで数日かかりますが、ウィルスの種類によって日数はいろいろです。目が赤くなり、めやにや涙が出たり、ゴロゴロしたり、まぶたが腫れたりします。ウィルスの種類や個人差がありますが、2週間くらいは上記の症状が続きますので、医師の診断を受けてから職場や学校には行くようにしましょう。

結膜炎の症状が治まった頃、黒目に白い小さな濁りがでてくることがあります。このときに、治療をやめてしまうと黒目が濁ってしまって視力が落ちることがあります。結膜炎が治ったと思っても医師の指示があるまで治療をやめないようにしましょう。

はやりめの注意点
  • 手を流水(水道水)で洗うようにしましょう。消毒用のアルコールも効果的です。目を触らないようにしましょう。触った後は必ず手を洗いましょう。十分に手を乾かしてから仕事をしましょう。
  • めやにや涙の中にはたくさんウィルスがいます。目をふいたティッシュペーパーなどはビニール袋にいれましょう。
  • 茶碗やタオルなどは感染源になります。とくに注意しましょう。
  • はやりめの人の目薬を使わないようにしましょう。
  • 入浴は一番最後に入りましょう。入った後はお湯を流してください。
  • 職場や学校やプールはお休みしてください。期間については医師と相談してください。