目の疾患
ドライアイ
ドライアイは、涙の量が足りなくなったり、涙の成分が変化することによって、目の表面に障害(傷)が生じる目の病気です。
- ドライアイ
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ドライアイは文字通り目が乾いてしまう、病気。原因はどうやら私たちの目を潤している“涙”にあるようです。いったい涙がどうなってしまったのでしょう。さっそく、涙の基本的なしくみや働きを理解しながらドライアイとつきあっていく方法を探ってみましょう。
- 涙はどこからきて、どこへいく?
上まぶたの外側あたりが『主涙腺』という涙の生産工場。
ここから出てきた涙は、目の表目を一様に潤したあと焼く10%は蒸発し、残って古くなった涙は目の内側にある小さな穴『涙点』へ。そこから目と鼻をつなぐ『涙小管』から『鼻涙管』という涙の下水道を通り、『鼻腔』へ流れます。
- まばたきのポンプが、涙を運ぶ
まばたきは、いわば涙のポンプ。まばたきをする度に、目の表面に一定量の涙が送り込まれます。乾きそうになると、また、パチリ。私たちは、1分間に約20~30回程まばたきを繰り返して、目の表面をリフレッシュさせています。
- 涙のはたらき
かよわい目を守る涙のベール。
涙は、目が正常な働きをするために欠かせないもの。キズつきやすく、かよわい目を外界のバイ菌や異物から守ります。また、角膜や酸素や栄養分を届けるのも涙の役目。この他にも「ものを見る」という目の働きをさまざまな点から支えています。
- 涙が減ると…
涙が減ると、目は危険状態に。
私たちの目は、まぶたを開けたままにしたり、涙がへったりすると角膜の上に『ドライスポット』という感想した部分が現れます。普通はこうなる前に、まばたきをして目の表面を潤していますが、涙の質や量が低下したり、必要以上に蒸発するとまばたきをしてもドライスポットは残ったままに。やがて、最も痛みに敏感でキズつきやすい角膜が露出し、「目が乾く」といった不快な状態になるのです。
- コンタクトレンズについて
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涙あってのコンタクトレンズ
朝起きると、まずコンタクトレンズを…
そんな毎日をおくっている人も多いはず。でもコンタクトレンズは黒目、つまり角膜の上に直接のっているわけではありません。角膜とコンタクトレンズの間では、涙の潤滑液となって目を保護しています。
目の乾きやすい人がコンタクトレンズを使うと…
- 角膜表面のキズが広がる
- 酸素や栄養分を運ぶ力が下がる
- 細菌に対する抵抗力が下がる
- 潤滑駅としての働きが下がる
- ドライアイの症状
ドライアイは気付きにくい「病気」。
『ドライアイ』とは、涙の量が減ったり涙の成分が変わってしまうことで、目が乾き、角膜や結膜に障害がおこる疾患です。ほおっておくと、視力が低下したり、目を開けるのがつらくなったり。ただ、初期症状はとてもあいまいで、なんとなく目が疲れやすいなど自分で気づきにくいのが難点です。
ドライアイの主な症状
- 目が疲れやすい
- 目が重い
- 目が充血する
- 目がゴロゴロする
- 目が乾く
- ドライアイの治療
涙の乾燥を防ぐ
眼科では、涙にうるおいを与える点眼液や、涙の障害を治す点眼液が処方され、ほとんどの人はこの点眼液で改善できます。
- 日常でのドライアイ対策
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日常生活での注意点
- 家庭では
- 編物や針仕事をするときは、意識してまばたきを。 暖房器具を使うときは加湿器もいっしょに!
- 職場では
- コンピューター作業時はまばたきが激減するので適度に休憩を。 エアコンの風が直接あたらない位置に座るのも大切。
- ドライブでは
- 風が直接目にあたらないよう窓は全開にしない。 また、スピードを出し過ぎると緊張が高まり、まばたきが減ります。 運転は常に余裕をもって。
- 飛行機では
- 機内は湿度が低いので目薬を忘れずに。 また、コンタクトレンズの方はメガネに変えておく方が無難。
- 洗顔・洗髪のとき
- 洗剤が目に入らないよう十分注意を。
- タバコの煙
- タバコの煙も大敵。 まわりの人が吸っている場合は自分の目に当たらないよう注意を。
コンタクトレンズによる角膜障害


角膜移植した眼球